
おとといMacで、ふとSafariを開いた時。
こんな怪しいメッセージが出てきました。
「プライバシーレポート
過去7日間以内に、15件のトラッカーによるプロファイリングが阻止されました」
え、何コレ?怖い…。
そしてその翌日。
「過去7日間以内に、48件のトラッカーによるプロファイリングが…」
って、1日で30件以上も増えてるじゃん!
大丈夫か私のデータ???
そこで先日、記事内で紹介しつつ「これいいなぁ…」と思っていたvpn(暗号化通信)を早速使ってみることを決意。
NordVPNです。
30日間返金保証もありますし、試さない手はありません。
とはいえ初めて購入するし、海外だから英語表記だろうし、ちゃんとできるかなぁ・・・。
ある程度マニュアルを読んでいても、実際に手を動かすと想定外に英語表記のポップアップが出てきて戸惑うこと、ありませんか?
ダウンロードしたてなので、その辺リアルに解説します。
どうぞ最後まで読んでください。
1契約で6台同時接続できるため、後半でiPadやiPhone、Windows10でのダウンロードや設定方法も書いてます。
【MacOS】購入方法〜ソフトダウンロード
割引価格での購入方法
まずは公式ページへ。
購入プランを選択します。
私は最安の2年契約をチョイス。
すると支払い方法の選択と注文内容確認、アカウント作成画面が出ます。
支払いは2年分一括の9,535円ですね。
とは言え、購入当日のレートで再計算されるので、実際に引き落としになる金額とは違ってくることがあります。
支払い方法は以下の6つから選べます。
②Google Pay
③PayPal
④UnionPay
⑤Amazon Pay
⑥暗号通貨
「ご注文内容」の「消費税0%」の横に国を選択するようになってます。
デフォルトでは米国になってますが、日本(自分の住んでる国)を選択しなおします。
お支払情報欄は、支払い方法によって表記が変わります。
ちなみにデビットカードは使えませんでした。
※サブスクリプション条件にも書いてありますが、最初は2年契約でも、その後は変更されることがあります。
自動更新については、サービスのその時点での価格が請求されます。
価格の変更は、最初のオファーで提供されるか、事前に通知が来るとのこと。
サービスの自動支払いのキャンセルは、新しい請求が行われる前に確実に実行を。
月額プランの場合は次の期間が始まる少なくとも5日前、その他のプランは14日前までには請求されるそうなので、行き違いがないよう早め早めに連絡を入れましょう。
支払い情報を埋めて、下の「続ける」ボタンを押します。
内容の確認画面と、さらにオプションでパスワード管理と500GBのクラウドストレージを付けませんか?とオファーされます。
欲しいな、という方は「追加」のところにチェックを入れて、右下の「支払いへ」という青いボタンを押します。
購入決済画面の内容を確認して、さあ、緊張の一瞬。
はい、晴れてNordVPNが正式に購入できました。
上の画面右側の「NordVPNを使ってみる」をクリックすると、以下の3つのヒントが書かれた簡単なガイドが表示されます。
ただ、あくまでガイドです。
アカウントの作成は次の手順通り、メールから行います。
アカウント作成方法
この瞬間、登録したメールアドレスにはアカウント認証、挨拶メール、領収証の3通のメールが届いているはずです。
「Nord Account」というタイトルのメール本文中の「Activate Your Account」という青いボタンを押して、Nordのサイトへアクセスしましょう。
遷移した画面でパスワードを決めます。
パスワードの難易度を示すチェッカーがついているので、簡単にわからないようなものにしましょう。
いよいよNordVPN本体をダウンロードしよう
そしてMacの場合、画面左下のFinderをクリックすると、「ダウンロード」の項に「NordVPN.pkg」という名のダウンローダーが入っているはずです。
人によっては勝手に起動してくれるかもしれませんが、私はしなかったです(^^;
アカウントを作ったはいいが、次に何をしたらいいかわからず、かな〜り長い間アカウントを作ったサイトの中をグルグル徘徊してしまいました…
自動でダウンローダーが起動しない場合は、この「NordVPN.pkg」をダブルクリック。
英語の案内に沿って次へ、とやっていくと、最後の方で3つのチェック窓のうち2つにチェックが入ったところにたどり着きます(画面コピー撮り忘れました^^;)
チェックが入ったものはメールアドレスの使用目的(ログイン、パスワード忘れの際の対応時)など当然と思う内容なので問題なし。
チェックのついてなかったのは、サービス向上のための匿名でのデータ収集に協力するか否か。
問題がなければ青いボタンの方の「All」、匿名データ集めはスルーしたい、という場合はもう1つの方のボタンを押せば大丈夫。
これでMacのダウンロードは晴れて終了!
では早速、NordVPNを使ってみましょう。
NordVPNの使い方【MacOS】
Launchpadの中に、NordVPNのアイコンができているはず。
こちらをダブルクリックしましょう。
ざっくりした世界地図が出てきます。
上部真ん中に南京錠のはずれたイラストと「UNPROTECTED」の赤い文字が確認できますね。
設定するには、左横の国名からJapanを選ぶか、一番上の「search・・・」
と薄いグレーで表示されている窓に「Japan」と入力して検索します。
と、ここで何やらツラツラと書かれたポップアップが。
内容は以下の通り。
「キーチェーンのパスワードの入力を求められます。
心配する必要はありません、これはNordVPNアプリケーションに安全な接続を許可するために必要な標準的な手順です。
時間を節約するには『Always Allow(常に許可)』を選択します。
それ以外の場合は、NordVPNが接続を試行するたびにパスワードの入力を求められます。
Denyをクリックすると、VPNに接続されません。
わかった場合はGot it、macOS Keychainとは何か、まだ不明ですか?この記事をご覧ください」
Got it(わかった)をクリックすると認証画面が現れるので、メールアドレスとパスワードを入力しましょう。
しばらく待つと自動で検知してくれて、接続しました!という通知とともに
画面真ん中上部に検知されたサーバー名と、緑色で鍵マークと「PROTECTED」の文字が表示されます。
これでVPN接続は完了です!
「✖️」マークをクリックすると画面は閉じますが、画面下部のアイコン下には小さな「・」マークが。
これはバックグラウンドで動いている証拠。
後から設定したiPhoneやiPadでも、スワイプして消してもずっと動作してくれてます。
Macは電源をきらず常にオンにしているので、そのまま放置して翌日。
さてVPNは動作してるのかな?と思いきや、Mac左上のNordVPNアイコンの背景が白くなってる。
⬇️ここ。
エラーになってました。
電源を切ってはいないけど、スリープになった時点で今まで接続できていたサーバーからは離脱しちゃうようです。
ここで何度か、「Japan」と入力して右上隅の青い「Try Again」というボタンを押しましたが、エラーばかりでなかなか接続にならない。
画面が進まなくて、何度か強制終了しなければなりませんでした。
【追記】
調べた結果、直し方がわかったのでこちらを参照ください。
➡️【macOS】NordVPNの接続が切れ、Wi-Fiもつながってるのに使えない時の解決法
MacOSの設定画面
そこで、設定を変えてみることに。
左上にある2つめの、スライダーが3つ横に並んでるようなアイコンをクリックすると、設定画面になります。
「General」の一番上、「Auto Launch when computer starts」(コンピューター起動時の
自動起動)をオンにします。
その下の「CyberSec」も、マルウェアを防いでくれるので必ずオンにしておきましょう。
ただし、これまで問題なく通信できてたものが急にできなくなり困ってしまった時は、このCyberSecが邪魔してる可能性があるので、必要に応じてオフにしてください。
「General」の下の「Auto-connect」については、信用できないWi-Fiに接続するときには自動で接続します、というものなのでこれもオンに。
その下は、その際どのサーバーに接続しますか?というものですが、上は「Japan」、下は「Recommennded server」(推奨サーバー)で大丈夫だと思います。
ただ私は今日、この設定で「Try Again」を繰り返したけど、なかなかつながりませんでした(他のこともしながらだけど、30分くらい)。
そこで、しらみつぶしにサーバーの表示してある順に手動で接続を試すことに。
「Japan」の国名の横に「…」というマークがあるのですが、それをクリックすると、各サーバーが個別に選択できるようになっています。
その横にあるハートマークをポチッとしておくと、国名の一番上に「My Favourites」として表示されるように。
今回上から1つ1つ試してみたところ、あっさり2つ目で接続できたので、早速お気に入り登録しておきました。
⬇️接続されるとロゴの背景が黒く表示されます。
住んでる場所によって繋がりやすいポイントがあると思うので、調子が悪い時に備えて登録しておくといいでしょう。
さて、1つの契約で6台まで同時接続できるNordVPNです。
具体的には以下の図の通り。
せっかくですから、手持ちのiPhoneとiPadにも設定しないと!
【iPad・iPhone】アプリダウンロード/設定方法
こちらについては簡単です。
App Storeの検索で「nordvpn」と入力して、アプリを入手。
アプリを開くとまず、
「NordVPNへようこそ!」という下に、ログインか新規アカウント登録かを聞かれるので「ログイン」を選択。
すると、
プライバシーについての文言が出てくるので(先ほどのmacと比べ、日本語表記なのでわかりやすいですね)「合意して続ける」をタップします。
ログイン画面が表示されるので、メール・ユーザー名とパスワードを入力します。
通知を受け取るか聞かれるので、オンにします。
「重要な情報のみをお知らせします。無駄話はしません。お約束します。」なんて、ちょっとけなげ。
ここまで書いてるなら、それほどうるさく通知してくることもないでしょうしね。
iPhone、iPadとも、サーバーに接続しようとすると、VPN構成の追加を求めるポップアップが表示されます。
このポップアップは、国名を指定しようが、「素早く接続」を選択しようが
避けることはできません。
これを次の画面で許可すると、iPadやiPhoneの「設定」欄に「VPN」という項目ができてオン・オフできるようになります。
iPhoneは左上、iPadは右上の隅に、VPNと表示されるので接続になっているか否かが一目瞭然ですね(^^)
【Windows10】NordVPNダウンロードと設定方法
さて、我が家には主に主人が使っているWindowsのPCもあります。
こちらにも設定しましょう。
公式ページから入手した方がいいと思い、Microsoft Storeから検索してみましたが、「サイトから入手」しか選べませんでした。
Macで公式サイトは何度か見ていたので、同じものであることを確認。
今、Windowsでこのページを見ている人なら、こちらからが確実。
➡️日本公式サイト【Nord VPN】
ダウンロード画面には「ダウンロード」(グレー)または「NordVPNをゲット」(赤)の2択があります。
ここではグレーの「ダウンロード」を選択してください。
すぐ「NordVPNsetup.exe」がダウンロードされます(画面左下に表示されているはず)。
ダブルクリックしてセットアップ開始します。
ダウンロード先を聞かれますが、特に指定しなければCドライブになります。
別の場所がいい人は変更してくださいね。
Nextボタンを押すと、デスクトップとPC右下にアイコンを作るかどうかの確認が出ますが、あった方が使いやすいと思うので2つチェックをしたままインストール。
するとあっという間に完了するので「Finish」をクリック。
ログイン画面が出てきたら、設定済みのアカウント情報(メールアドレス、パスワード)を入力して「Sign In」を選択します。
使い方はMacとほぼ変わりません。
ただ、こちらの方が次の日ログインした時もすぐサーバーに自動接続できて、とても使いやすい印象。
設定画面とか特にいじらなかったけど、きっとデフォルトでスタート時に自動接続するようになってるんですね。
さて、これで晴れて全てのデバイスを安全に使えるようになりました。
お疲れ様でした!!
今なら2年で1万円弱。リスクなしでNordVPNの安全性を試してみよう
さて、NordVPNを設定してから1日経ちましたが、昨日48件あったsafariのプライバシーレポートはどうなったでしょう?
おぉ、42件に減りました。
多少設定には手間取りましたが、もたもたしている間に攻撃されることなく無事安全が確保され、1日分のカウントも減ったと考えられます。
ネットがつながっている以上、どこでも危険性はあるんですよね。
かなり前ですけど、ハッカーが「霞ヶ関」を攻撃するつもりで間違って「霞ヶ浦」の団体事務所を襲っちゃった、という冗談みたいなニュースもありましたしね。
どこから火の粉が降ってくるかわからないし、うちは関係ないわー、なんてことはないのです。
30日たっぷり試して、もしやはりうちのMacだと速度が遅すぎるな、と判断すれば全額返金してくれますし、支払う時はやはりドキドキしましたが、リスクなしです。
実際の感想はもう少し使ってみてからレビューしますが、今のところゲームなどをやってもカクカクしませんし、検索も何も入れてない時と変わらない速度で使えています。
というか、このところ急に検索速度が落ちることが頻発してたんですけど、
むしろ安定した感じで、暗号化もされて安心だし大満足です。
基本Macは家でしか使わないのですが、それでもあれだけハッキングされようとしているのですから怖いですね。
外に出かけてフリーWi-Fiにつなげる機会が多い人はなおさら。
2年で1万円足らずで使えて返金保証もあるNordVPN、ぜひ試してみてください。