
NordVPNをインストールしたiPad、iPhone、Windowsの接続状態はとてもいいのに、なぜかMacだけ調子が悪い。
しかし、ちょっとMacの設定を変えただけで常時接続できるようになりました。
スリープ状態から復帰した時もちゃんと接続できてるし、翌日まで放置しても大丈夫になったのでシェアします!
VPN接続がすぐ切れる。自宅Wi-Fiが繋がっていてもネットが見られない
インストールした時の記事にも書いたように、翌日からすぐに接続が途切れ、再接続がままならない状態に。
カーソルがクルクルして全然進まないので、右下のアイコンから「強制終了」をしては開き直して、何度もやってみるけどダメでした…。
さらに悪いことに、NordVPNが接続されていないと、家のWi-Fiがつながっていても通信ができず「IPアドレスが確認できない」となって、Macではあらゆるサイトの閲覧ができなくなってしまいます。
iPadはWi-Fi環境でないと接続できない機種だが、ちゃんとサクサク動いてくれてる。
なのにMacだけなぜ?
自宅のWi-Fiを信用できるネットワークに指定しても、Nordが接続されてなければ使えません。
ことは深刻。
とにかく頑張ってMacのVPN接続を確保した後、いろいろ調べてみました。
NordVPN公式ページ記載の対処法
まずは公式ページで対処法を調べてみました。
macOSでの接続のトラブルシューティング
まずはアカウントに問題がないか確認する。
それでも問題が解決しない場合は、ターミナルからアプリケーションをリセットしてみましょう。
と書かれています。
アカウントに問題がないのは、他の端末がちゃんと動作していることからわかります。
では次の手順、アプリケーションのリセット方法は?
macOSでアプリケーションをリセットする
①DockでNordVPNを右クリックし、【終了】を選択して、Nordアプリケーションを完全に閉じる
②「コマンド+スペースバー」を押して出てきた検索フィールドに「terminal」と入力してターミナルを開く
③ターミナルで、次のコマンドを実行
*アプリケーションがApp Storeからダウンロードされた場合:
defaultsdelete com.nordbpn.osx-apple
*アプリケーションが当社のWebサイトから直接ダウンロードされた場合:
defaults delete com.nordvpn.osx
④NordNPNアプリケーションを開き、問題が解決したかどうかを確認する
Dockというのは、私がフルで使っているMac画面下のアイコンがズラ〜ッと並んでいるところのことですね。
NordVPNの青っぽいアイコンを右クリックして「終了」を選択します。
そしてターミナル。
私のMacでは、Dockにこんな風に顔を出しているのですが、
もし出ていない人は公式ページの通り、「command⌘」キーと「スペース(何も書いてない)」キーを押して、Spotlight検索欄に「terminal」と入力して表示させる必要があります。
入力するコマンド(命令、指令という意味ですが、マトリックスぽくって響きがいいですね)は、私の場合サイトからNordVPNアプリケーションをダウンロードしたので、下の「defaults delete com.nordvpn.osx」を入力すれば良いことになります。
単にアプリケーションのリセットなので、公式ページに書いてある通りにやれば問題はないでしょうが、ターミナルってあんまり使わないし、いじるの不安じゃないですか?
ネットを調べていたらもっと手軽にできそうなのがあって、私の場合はそれできれいに解決したので、この方法も載せておきます。
もっと簡単な方法!私はこれでスッキリ解決
こちらの記事を参考にさせていただきました。
➡️MacでVPN接続できない時は「MTU値」を変更しよう(月餅VPN)
MTUとは、1度に転送可能な分割されたデータの最大サイズを表します。
ネットでは瞬時にデータが丸ごとデバイスに届くわけではなく、分割されたデータが回線を通じて運ばれてきます。
その単位を決めるのがMTUで、この数値が大きければ大きいほど、分割されるデータが少ないので動きが高速になるそう。
しかし、このMTUが大きすぎるとデータを転送する途中で詰まる可能性もあり、大きければいいというわけでもありません。
大抵自動化されているMTUですが、ルーターとの連携ができていないと適切なサイズが決められず、データが詰まって不具合を起こす可能性があるとのこと。
数分おきにVPNが切断されてしまう原因と発生元は同じ、と書かれていました。
私の症状に似ているな、と思い、こちらを試してみることにしました。
「ネットワーク環境設定」➡️「ネットワーク」を選択します。
接続済みのネットワークが選択されているのを確認して、右下の「詳細」ボタンをクリック。
次の画面上部のタブから「ハードウェア」を選択。
「構成」を、デフォルトの「自動」から「手動」へ変更します。
下の「MTU」は、そのままだと「標準(1500)」が選択されていますが、これを「カスタム」に切り替えます。
すると、「カスタム」の下の数値が入力できるようになるので、1280〜1500の間の数字を入力します。
先ほども触れたように、一度に受け取るデータのサイズが大きければ大きいほど高速になります。
そのため、大きめの数字から減らしていって、VPNが正常に接続できる値になるまで小さくしていくのがいいですね。
設定が終わったら右下の「OK」ボタンを押し、次に出てくる画面右下の「適用」ボタンをクリックして完了です。
まとめ
私は上の方法で、Macをつけたまま放置しても接続が維持できるようになり、全くストレスなく使えるようになりました。
以前からきていた迷惑メール。
開くのはもちろんだけど、消すのもうっかり誤作動で開いてしまったら怖い、とファイルに入れたまま放置してました。
CyberSecをオンにしたら、4つ届いていたうちの3つが消去されたんです。
マルウェアか何かが仕組まれていたのかも? と思うと怖いですが、VPNの実力を見た気がしました。
もうネットはどのデバイスでもサクサク見られるし、自動接続もとてもスムーズ。
使いやすくて安心なので、あなたも試してみてください。
