NordVPNを使い始めて数日。


YouTubeのヘビーユーザーである主人が、
「なんだか広告がみんな中国語になっちゃったんだけど?」
と言ってきました。

え、そうなの?

後から自分でもYouTubeを開いてみると、確かに流れてくるCM全てが中国語に変わってました。

何もYouTubeの設定いじってないけど何で?

とは思いましたが、おそらく中国に出張が決まった人が多く使うNordVPNを使ったために、推定検索か何かで中国のCMが増えただけでしょ、と思ってました。

何でHK$(香港ドル)表記?

ことの発端は、あるYouTuberさんのメンバーシップに参加しようとしたことです。

ライブで有料化の説明をしてくれ、500円で活動支援できるならと、その場で登録を決めました。
しかしiPadにはメンバーシップボタンが表示されず、iPhoneで開いてみると、なぜかHK$(香港ドル)での支払い方法が表示されていました。

メンバーシップの香港ドル表記

え、なんで?
私も日本人だし、YouTuberさんもそう。
わざわざ外貨に変換するわけないよね。

実際、ライブ中に購入した人は500円とか1,200円とか、ちゃんと円単位でコメント欄に表示されてたし、絶対おかしい。

不思議でしたがもう遅い時間だったので、翌日PCで確認してみることにしました。

しかし、Macで開いてみてもHK$表記は変わらない。
もしかして、私のアカウントが中国籍にでもなってる??

Googleに相談➡️YouTubeに転送

中国や香港には出かけたことはおろか、検索して調べなきゃいけないこともなかった私。
広告が出るくらいならスキップしちゃうから全然構わないけど、メンバーシップの登録が香港ドルでは、毎月外貨で支払われるYouTuberさんにも迷惑がかかるに違いない。

このままじゃダメだ。

とにかく問題を早く解決しようと、急いでGoogleさんのチャットから問合せました。
コロナの影響で、返信までには時間がかかるかもしれないと断りがしてあったので、すぐの回答は難しいかなと思いながら。

思いの外早く、その日の夕方には返信がメールで届いてました。
というか、むしろ返事を期待してなかったので、気づいたのは夜11時近く。

YouTubeのアカウントはGoogle先生に紐づいてるから、と思ってGoogleに聞いたのですが、先方からは、問い合わせたのはGoogle Payの質問窓口だからYouTubeへ転送するね、と。
聞くところ間違ってたようです…

YouTubeからの返信(担当者は日本の方)では、やはり原因は分からないが、YouTubeの「設定」から国/地域を「日本」に設定してください、と書いてありました。

言われた通りにやったけど直らない…

位置情報

YouTubeの設定画面なんて、改めて見たことないなぁ…。
教えてもらった通りに各デバイスを確認。
結果、MacとiPadは香港、iPhoneは米国になってました。

どれひとつ合ってない(^^;

それぞれのデバイスで国の設定を「日本」に直しましたが、YouTubeの「HK$」表記は変わりません。

返信お待ちしてます、と言ってくれているので、解決しない旨メールを送信。
明日また5時起きで主人のお弁当を作らねばならないため、あとは明日いろいろやってみるしかないな…と、ひとまず寝ることに。
しかし、だんだん不安が募ってきました。
ちゃんと直せるのかなぁ。

とにかく試行錯誤

翌朝、朝食をとった後からすぐ作業に取り掛かりました。

で、なぜ突然居住地が香港になっちゃったのか?
YouTubeにはそこまで細かいアカウント設定はないから、やはりGoogleの方を確認してみたほうがいいと思いました。

Googleアカウントを開いて、「セキュリティ」タブを選択。

スクロールすると、「最近のセキュリティ関連のアクティビティ」という項目があります。

検索地域の変わったアクティビティ履歴

これを見ると、パスワードを変更した時は大丈夫だったのに、約45分後MacでGoogleのアカウントを利用した際に、国が日本から香港へ変わってしまったことがわかります。

原因は不明ですが、とにかく何かのきっかけで17:04から17:50の間に、私は日本から香港に現在地が変更になってしまったのですねw

そして、設定した国が変わる原因となったMacから修正を試みました。
Googleアカウントの国設定は、前日香港になっていたのを日本に手直ししてあります。

NordVPNの自動接続をオフにし、手動でJapanのサーバーに接続。
常に日本のサーバーに接続されているか状況を確認しながら、パスワードをさらに変更してみました。

アクティビティ

でも、YouTubeを開けばやっぱりHK$表記は変わらないし、アクティビティの「香港」表記もそのまま。

一体どこをいじれば直るのか?!

いっそのこと、設定をリセットしたら日本に戻るかも。

そう思い、今度はGoogle Cromeの右上の「…」が縦に並んでるところをポチッとして「設定(S)」を選択。

Googleの設定画面に飛びます。
その画面の一番下までスクロールすると、「設定のリセット」というのがあります。

リセットボタン

右にある三角▶︎をクリックすると、下のような案内が出るので、青い「設定のリセット」をクリック。

リセットボタン

さあ、これで動いたかな〜と思いきや、やはり香港ドルでの支払設定は変わらず。

もうどうしたらいいの?
万策尽きたかに思えました。

原因は「検索地域の設定」だった

その時、手持ち無沙汰に何気なく、右上隅の自分の名前のアイコンをクリックして、プライバシーポリシーを開きました。

プライバシーポリシー

そして、画面の一番下までスクロールして、左端の薄いグレーの文字で

「Google・Googleについて・プライバシー・利用規約」

と書いてある一番左端の「Google」を選択。

すると、いつものGoogleの検索画面とひと味違う画面に行き着きました。

検索地域の表示された画面

よく見ると、画面下に「香港」と表示されています。

検索国の設定状態

…! 「香港」?
そう、これを直したいんだよ!!

一番下右隅に、「設定」と書いてあります。

検索設定ボタン

ここをクリックして、「検索設定」を選択。

一番下に「地域の設定」というのがあります。
私は「現在の地域」という設定になっていました。

検索地域の設定

これを「日本」に固定することに。
だって「現在の地域」をどうやって直すかは不明だから>_<

「あ」行にはないので、「もっと見る」をクリックしてさらに探します。

検索地域設定画面

日本を選択したら、青い「保存」ボタンを押します。

すると、「検索地域」が「日本」に変わりました。

検索地域の入った画面

さて、これでYouTubeのメンバーシップはどうなったかというと…

おぉ!!! ちゃんと、日本円表記に変わっていました!
やった〜!\(^^)/

どうして現在地が香港になったかは不明。予防策は

ただ、このままだと「現在の地域」はいまだに「香港」のままですよね…。

実際、私はどこにいることになっているのか?と思い、パソコンでGoogle Mapを開いてみました。

案の定、地図のど真ん中に表示されたのは「香港」。

Googleの現在地検出方法

ヘルプによると、Googleが現在地を検出する方法としては、

・デバイスの位置情報
・ラベルをつけた場所
・ロケーション履歴
・Googleサービス全体での過去のアクティビティ
・インターネット接続のIPアドレス

から総合的に判断されているとのこと。

自分で「私は今ここにいます」という設定はできないようですね。

香港にはまだ1度も行けてないのでデバイスの位置情報やロケーション履歴が香港にあるはずもないし、当然過去のアクティビティもなし。
怪しいのはIPアドレスですが、自宅をラベリングすれば現在地の推定に使われる場合があるとのこと。

デバイスの位置情報管理

ちょっとややこしいのですが、現住所はちゃんとGoogleに登録してあるんです。
ただ、Google Mapには自宅を登録してません。
iPhoneやiPadは、さすがに外出先で地図検索をよく使うため位置情報サービスを利用してますが、Macは常時家に置いてあるので位置情報を許可してませんでした。
セキュリティ上良かれと思ったことが、まさかこんなメンドクサイ事態に発展するとは。

そういうことなら仕方ないかと、非公開で自宅を登録しました。
これで現在地問題は解決したかと思います。やれやれ。

メールで回答いただいたYouTubeさんには、解決した旨連絡しました。
ちゃんと返信が来て、やはりどういった経緯で国設定が香港となってしまったのかは分からないが、アカウントの安全のためにもと、改めてアカウント保護方法の案内をしてくれました。

セキュリティ設定は、Googleのセキュリティ診断で確認できるし、不審なアクティビティが検出された場合は、アカウントを保護する手段を行ってくださいとのこと。

Googleがデータ安全のための取り組みとして行っていること(例)

・SSLを使いサービスの多くを暗号化
・Googleアカウントログインでの2段階認証プロセスの導入、Google Chromeでの
セーフティブラウジング機能の提供
・Googleの情報収集、保存および処理の実施方法(物理的なセキュリティ対策を含む)について精査し、システムを不正アクセスから保護

せっかくなので、セキュリティ診断ほか一連のサービスを活用させていただきました。

そういえば、主人のGoogleアカウントはどうなっているのか?

そうこうしていると主人が帰宅。
冒頭でも触れましたが、YouTubeの支払いが外貨、というのではなくとも、中国語の広告がやたら出てくるとか、私と同じような現象が主人のスマホにも起きていました。
確認させてもらうと、やはりChromeの検索地域は「香港」!

私同様、地域変更をした覚えはまったくありません。

家族間の確認だけですが、VPNは何かしら関わりがあると思います。
そもそもVPNの仕組みとして、IPアドレスが分からないようにするという機能がありますし、そうなると利用したサーバーを拠点に居場所を推測されて、たまたま「香港」になったと考えられるんですよね。

なので、もしVPNユーザーで、位置情報サービスや自宅・勤務先の住所登録など利用しないでGoogleを使っていたら、自分の今いる場所がおかしなことになっちゃった、ということがあったら、私のようなやり方で直せますので、頭の片隅にでも覚えておいていただけたらと。

備忘録として書き残しておきます。